支援実績
伊平屋村商工会では、会員の皆様の経営改善のための各種セミナーの開催や適切な専門家の派遣など、さまざまな伴走型の支援を行っています。
他にも次のような支援を行っております。沖縄商工会特産品フェア「ありんくりん市」出店支援、沖縄県離島フェア出店支援、その他物産展出店支援、取引事業所へのあっせんや紹介取引支援、販路開拓支援、
商品開発支援、商談会や商談支援など。
これまでに行ってきた支援の中からいくつかをご紹介します。
セミナー関連
会計セミナー
ロンドコンサルティングの波平常雄先生をお迎えして「会計セミナー(管理会計)」を開催いたしました。
このセミナーでは、帳簿を毎日つけることの大切さや自計化(パソコン入力)を行い、 日々の会計の動きが直ぐに分かる事が大事だということを学びました。さらにセミナーでは、会計の基本的な部分の説明だけに留まらず、“確定申告等のためだけの会計ではなく、会計を活かし、目標数値を事前設定した経営を目指す”という部分までお話いただきました。
事業承継セミナー
沖縄県事業引き継ぎ支援センターの比嘉智明氏をお迎えして「事業承継セミナー」を開催いたしました。
今後、息子や娘、第三者にお店や会社を引き継ぐ心構えと今からの行動について、ご説明いただきました。
伊平屋の話題も交えてのお話は非常に勉強になりました。
POP・レイアウト・ディスプレイ セミナー
クリエイティブファクトリー・パパラギの中村美樹先生をお迎えして、沖縄県内外の多くの事例を参照にしながら、POP、レイアウト、ディスプレイの見せ方について講義していただきました。
このセミナーは、沖縄県産業振興公社さんの離島活性化セミナーを活用し、共催開催いたしました。
セミナー後は、実店舗に出向いてお客様が集まるような店にするための個別指導を行いました。
ネット de 記帳セミナー
全国の商工会で活用をサポートしている経理システム「ネットde記帳」。その普及員である沖縄県商工会北部支部担当の岸本さんをお招きして開催いたしました。
日々の記帳の重要さからはじまり、伝票の綴り方、伝票の経費の仕訳方、帳簿の様式例、確定申告時の収支内訳書への転記の仕方など、わかりやすく解説していただきました。
メディア活用
プレスリリース発信事業
伊平屋村商工会会員や支援している事業のマスコミ等(新聞、雑誌、ラジオ、テレビ等)への情報提供を行い、伊平屋村商工会会員事業所の情報発信と支援事業の情報発信をする事で、伊平屋地域の知名度アップを進めています。
- 伊平屋村商工会会員事業所取り組み事業情報発信
- 伊平屋村事業所等取り組み事業情報発信
- 伊平屋村商工会青年部取り組み事業情報発信
- 伊平屋村取り組み事業情報発信
- 伊平屋村関連取り組み事業情報発信
・4月29日 海開きウェルカムイベント事業
・5月2日又は3日 GWウェルカムイベント事業
掲載記事関連
- 平成28年 海開きウエルカムイベント琉球新報掲載記事
- 平成28年 海開き・ゴールデンウイークウェルカムイベント 沖縄観光コンベンションビューロー「おきなわ物語」掲載記事
- マハエ沖縄ダイアリー掲載記事前編
- マハエ沖縄ダイアリー掲載記事後編
- 海産物料理 海魚 沖縄タイムス「ほーむぷらざ」掲載記事
- 全国展開支援事業(調査事業)地域資源活用セミナー記事
専門家派遣
沖縄公庫職員による融資個別相談会
工場・店舗・事務所の新築や増築、機械・設備等の購入のための設備資金、また新商品の仕入れや買掛・手形決済資金等のための運転資金活用について、 沖縄公庫職員をお招きして、個別相談会を開催しています。
税理士事務所による確定申告個別相談
確定申告期間中の2月中旬から下旬にかけて、税理士事務所職員による個別相談会を開催しています。
この支援は毎年行っており、青色申告届出、青色専従者等届出、節税相談、日々の伝表整理や帳簿整理の重要性、収支内訳書や確定申告書のまとめ方などについて個別支援指導していただいています。
パッケージデザインに関する個別相談
特産品等の販売の際に重要となってくるパッケージやデザイン等について、沖縄県商工連合会エキスパート制度を活用して、株式会社ノイズバリューの青木元先生による個別相談を行いました。
“買い手はどのようなお客様なのか?”という基本的な部分からご指導いただきました。
さらに、パッケージデザイン、コンセプト、商品表示についての専門的な部分までアドバイスをしていただきます。
外国人旅行者受け入れに向けてのホテルコンサル
伊平屋地域でも少しずつ増えている外国人観光客の動向も踏まえ、平成27年度沖縄県産業振興公社の専門家派遣事業(フォローアップ事業)として、在沖米国商工会議所のカールバスティアン氏とレジーエステス氏をお迎えする機会がありました。
外国人来島者受け入れのために、松金ホテル、ホテルにしえ、伊平屋観光ホテルにて、会話とジェスチャー対応、事前の英語表記、生活習慣の違い等、さまざまなアドバイスをいただきました。
産業祭・物産展関連
沖縄県商工会特産品フェアー 「ありんくりん市」
「ありんくりん市」は、沖縄県商工会連合会が主催する特産品フェアで、沖縄県産業まつりのブースの一角に34市町村の商工会の特産品等が並ぶ沖縄有数の特産品販売会場でもあります。
むらおこし事業等による特産開発品を中心に、地域資源や地域素材を活かしたバラエティー豊かな特産品が出品され、沖縄県民だけでなく、県外のバイヤーからも注目されています。
伊平屋村からも商工会会員事業者が出店して、販路拡大やお客様の反応・声を直接知るマーケティングの場所として、さらに交流やコミュニケーションの場所としても、貴重なものとなっています。
沖縄県「離島フェア」
沖縄県「離島フェア」は、沖縄県離島振興協議会主催で、沖縄県内の離島の産業振興、同じく沖縄県内の離島地域と都市地域間及び離島相互間の交流を促進、さらに新たな地域資源を発掘し、事業者自らの創意工夫による新しい発見の場として、平成元年度から開催されています。
沖縄離島ファンが訪れることもあって、伊平屋村に関心が高い方々に対して、沖縄最北端の有人離島である伊平屋地域の魅力を紹介する場として、毎回賑わっています。
イベント関連
伊平屋島観光協会民泊・体験受入支援
伊平屋村商工会内伊平屋島観光推進委員会から発展解消し、平成27年4月27日(月)に 「伊平屋島観光協会」が設立されました。
伊平屋島観光協会の事業役割として
- 受入れ民泊民家の発掘と資質向上、並びに各種許可手続きの取得に関する説明及び簡易宿所手続き事業
- 民泊体験事業の情報発信や、集客誘致活動(DM発送等)
- PR誘客展開事業(Web構築・個人旅行・教育旅行等営業活動)
- 観光客誘致、案内、宿泊斡旋事業
- 観光人材育成事業(会員の資質向上・ガイド育成・各種研修会)
- 地域連携、関わり推進事業(商工会・JA・漁協・地域自治会等)
- 受託事業
また、多くの教育旅行社の受入れに関しては、民泊体験受入れ家庭を増やしていく課題があります。
平成27年度設立当初 18軒
平成28年度 32軒
平成29年度目標 50軒 伊平屋村商工会も民泊体験の受入れや観光客の受入れを行うにあたり連携を図り、島外からの観光客等の来島による外貨の獲得で伊平屋島の観光経済活性化を進めていきます。
将来的には、現在の民泊受入れ先32軒を50軒に拡大する為の支援を行っています。
伊平屋地域への来島者を増やす取り組み
平成28年度小規模事業者地域力活用新事業全国展開支援事業調査研究事業として、データに基づく地域資源活用の観光地域づくりに向けて、301名にアンケートをとり、お客様の声を聞きとる調査を行いました。
現在、新たな観光客層の誘客促進を目的として、伊平屋地域の魅力的な原風景の地域資源を活用した「伊平屋癒しの旅」を企画中です。
海開きイベント・GWウェルカムイベント
どちらもゴールデンウィーク期間中に伊平屋村商工会青年部が主体となって開催しているイベントです。
伊平屋村より受託を受け開催しているGWウェルカムイベントは、ゴールデンウィークの連休中に伊平屋村を訪れる観光客の方々に向けて、連休初日頃、青年会のエイサー演舞、伊平屋ちむドンキッズシアターの子どもたちの演舞、伊平屋地域の特産品提供や販売等でお迎えします。
観光客に「いへやじゅーてぃ(伊平屋独特のおもてなし)」を体験してもらったり、伊平屋地域の特産品を購入していただくことで、会員事業所を応援する機会にもなっています。
伊平屋ムーンライトマラソン
「星の声援、月の伴走」のスローガンの下、月明かりの中を走るナイトマラソンとして、ランナーの間にすっかり定着した「伊平屋ムーンライトマラソン」。
世界的にも注目され、すでに20年以上の歴史があります。そのため、伊平屋ムーンライトマラソンで島を訪れる多くの方々に伊平屋地域のよさを知ってもらえるよい機会となっています。
伊平屋村商工会では、大会前の清掃業務や、宿泊関係や飲食店サービス業の運営支援を行っています。