商工会とは?

商工会は、主に地域の商工業の総合的改善発展を図ることを目的として設立された「特別認可法人」であり、地域事業者が会員となり、ビジネスやまちづくりのための活動を行っています。

会員になるには、商工会が設立されている市町村内で、原則その地域内で6ヶ月以上の期間、事務所・店舗・工場などを有する事業者等であれば、誰でも対象者となります。
現在、沖縄県内には34の商工会があり、約2万1千人の商工業者の会員がいます。(沖縄県は全国でも注目される会員増加地域です。)その中で、伊平屋村商工会では、約70名が会員となっています。

伊平屋村商工会

商工会事業内容

商工会の活動としては大きく分けて、以下の2つが挙げられます。
A. 経営改善普及事業(事業者の経営改善) B. 地域振興事業(地域社会の発展・伴走型支援)

A. 経営改善普及事業

経営支援イメージ

1. 経営支援

経営指導員が経営のことや経営改善について皆様のご相談に応じています。

また、事業に必要な最新の情報をご提供するために、さまざまなセミナーや研修会を開催し、会員事業者さん等の依頼に応じて、課題ごとに適切な専門家を選定&派遣する「エキスパートバンク」という制度を活用した個別支援も行っております。それ以外にも商工会は、会員事業所やその事業が発展するための伴走型支援を行っています。

税務・経理・金融相談イメージ

2. 税務・経理・金融相談

帳簿の付け方から決算、申告の仕方まで指導を行っています。決算や確定申告の時期には、専門の相談員として税理士による無料の個別税務相談の開催や確定申告個別支援の場を設けています。

その他、インターネットを利用した経理システム「ネットde記帳」の導入のサポートや、他経理ソフトで入力されたデータを活用しての指導等、PC活用を経営改善に活かしています 。

また、経営をより安定、向上させるために金融や信用保証に関する相談やあっせんも行っております。

労務・共済制度のサポートイメージ

3. 労務・共済制度のサポート

従業員の方々に必要な福利厚生として、社会保険、労働保険、退職金などについて、アドバイスをしています。

また、全国の商工会会員が加入する「商工貯蓄共済制度」、「全国商工会会員福祉共済」「小規模企業共済制度」「経営セーフティ共済」「中小企業退職金共済制度」など、多数の共済・保険制度もご案内しております

B. 地域振興事業

地域力活用新事業イメージ

1. 地域力活用新事業

特産品開発、観光資源開発、沖縄県商工会特産品フェア「ありんくりん市」・離島フェア物産展への出店支援、 さらに、商品開発・販路開拓支援のための専門家の派遣や商談など、 小規模事業者等が行う商品開発や販路開拓を支援しています。

地域資源を活用した特産品や観光資源の開発、販路開拓などを総合的に支援する「小規模事業者地域力活用新事業全国展開支援事業」を平成28年度から行っています。

◎全国展開支援(調査)事業関連資料

イベント運営サポートイメージ

2. 伊平屋祭り・伊平屋ムーンマラソン等の運営サポート

伊平屋村で行われる大きなイベントの伊平屋祭りと伊平屋ムーンライトマラソンで、運営サポートをしています。
伊平屋祭りでは、出店する会員等に対して、店舗レイアウト・ディスプレイ・ポップなどの指導や販売方法のアドバイス支援を行っております。

伊平屋ムーンマラソンでは、大会参加者が泊まる宿(会員事業所等)の紹介支援や運営のサポートを行っています。

インターネットイメージ

3. 情報の発信と収集の支援

今やなくてはならないインターネット。

ホームページ無料作成ツール「SHIFT」を提供しています。SHIFTを使うと、簡単に各事業所のホームページが作成できます。ホームページは各事業所の特産品やサービスの情報発信として活用でき、他府県の会員の事例も見ることができます。

また、伊平屋村商工会は沖縄県商工会連合会にリンクして、全国の中小企業・小規模事業者の施策、補助金等の情報を提供しています。

伊平屋村商工会青年部

伊平屋村商工会青年部メンバー

商工会青年部は、商工会の会員たる商工業者(法人にあってはその役員)またはその親族であり、かつ、その会員の営む事業に従事する、満45歳以下の青年(男女)で構成されています。

現在、伊平屋村商工会青年部のメンバーは、現在7名ほどですが、今後また増える見込みです。毎月、集まって定例会を行い、研修やセミナー、さらに事業運営支援の件などを話し合っています。
また、沖縄県商工会青年部連合会北部支部の皆さんとの定例会も開催して、沖縄本島の青年部員事業所の活動や取り組みを知る機会をつくるなど、幅広い交流を行っています。

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