伊平屋村商工会の日々
ある時は一日中書類作成に追われ、またある時はセミナー開催の準備に追われ、またある時にはイベントの運営で、一日中屋外で汗を流したり…。
商工会の指導員と補助員の仕事は日によってさまざま。そんな伊平屋村商工会の日々を少しだけご紹介します。
パワーランチ
某月某日
今日は伊平屋村総合推進室と伊平屋島観光協会、伊平屋村商工会のパワーランチの日。
大人民泊受け入れや各字ゆんたく会、企画プレゼン会議、月々の定例会合、全国展開支援事業調査事業進捗状況、戦略的管理会計取り組み状況、ホームページリニューアルや新規開設状況、島あっち~受け入れ事業、「ネットde記帳」導入指導の説明、そして各3団体からの報告を行って、情報共有をしました。
伊平屋村総合推進室、伊平屋島観光協会、伊平屋村商工会では、毎月、このような事業等運営のパワーランチで、昼食を共にしながら情報の共有をして、事業運営の調整を密に行っています。
確定申告書類の提出
某月某日
記帳代行を請け負っている事業所より預かった確定申告書類を提出するために、フェリー「伊平屋Ⅲ」から車を乗り継いで、沖縄本島北部の名護税務署へ。 提出最終日近くということで、駐車場は満車。署内は多くの人でごったがえしていました。
税務署の法人課税部門の担当の方に書類の一通りの確認と受取りをしてもらっている間、ちょっとドキドキしましたが無事提出完了!
1〜2月は記帳の仕事が重なり、特に2月になってからは「ネットde記帳」の指導支援で作業に追われましたが、ようやく預かった申告書類を提出して一安心です。
読谷村商工会より視察研修受け入れ
某月某日
読谷村商工会の役職員の皆さんが沖縄最北端の有人島伊平屋島に視察研修で来島中。
伊禮商工会会長による伊平屋村の商工業振興と歴史の講話を聞いていただいた後、伊平屋村の湧き水を使って伊平屋泡盛を仕込んでいる「伊平屋酒造所」さんへ。
やはり、泡盛に興味を持つ方は多く、たくさんの質問が出ていましたよ。帰りには、お土産に立浪・芭蕉布・照島米・平松ロックなど、沖縄県知事賞など品評会で受賞歴のあるおいしい泡盛を買っていただきました。
明日は、伊平屋村の村漁であるミーバイの養殖場の視察をはじめとして、平成28年3月1日に国指定天然記念物に指定された「念頭平松」、昭和33年1月17日に沖縄県指定天然記念物に指定された「クマヤー洞窟」などの名所もご案内する予定です。
沖縄県「離島フェア」でTV生出演
某月某日
沖縄県「離島フェア」初日、NHKさんから取材を受け、海産物料理「海魚」のスーファイ(魚のスーチカ→冷蔵庫のない時代からの伊平屋地域の伝統保存食)とナーガラス(ウニ入り貝の塩漬け→夜光貝・タカセ貝・シャコ貝はいってます!)の海産物が生放送で紹介されました。
生放送ということで、多少緊張しましたが、伴走型の会員支援として笑顔で紹介できましたよ!
伊平屋村商工会は、毎年、沖縄県離島フェアへの会員事業者等の出店支援をしています。こうして、伊平屋村の特産品を多くの方々に知ってもらい、購入いただけることはうれしい限りです。
ちなみに、今回のフェアでは、伊平屋原風景パンフレットを950部、おさんぽ伊平屋パンフレットを900部配布して、パンフレットを使いながら伊平屋地域の紹介や深い歴史ゆんたくができました。
地域資源活用の先進地研修
某月某日
伊平屋村商工会の全国展開支援事業(調査事業)で、地域資源活用の先進地研修として、南大東島に来ています。
本日は、南大東村漁協協同組合のナワキリ、サワラマグロの仕込みを視察した後、南大東村商工会会員の菊地さんや指導員の国吉さんのご指導の下、実際に大東寿司づくりを体験して、そのつくり方と製造方法を学びました。
それにしても、沖縄本島から東側に362キロの南大東島はさまざまな取り組みがしっかり実施されていて、あらゆる面で進んでいました。南大東村観光協会の事業取り組みの説明の際には、研修参加者から質問攻め状態になりました。
伊平屋島も負けられませんね!
ホームページ用写真撮影
某月某日
会員事業者のひとつ海産物料理「海魚」さんがホームページをつくることになり、沖縄県商工会連合会のホームページ制作専門家活用のエキスパート制度を活用して、定食メニューのビジュアル的な写真撮影のためにお店へ。
ホームページの完成後は会員自らで更新作業などをやっていくことも踏まえ、この機会に、皆一緒に食べ物のシズル感を出すような写真の撮り方も指導します。
最近、伊平屋村商工会会員の宿泊施設、飲食店など、ホームページを持つところが増えてきました。制作後のことを聞くと、反応も確実にあるというところがほとんどで、これからの時代、情報発信は欠かせないツールのひとつであることは間違いありませんね。
来島者のお見送り
某月某日
「第28回伊平屋まつり」を楽しまれた方々を伊平屋村前泊港(ポートターミナル)でお見送りしました。
伊平屋村は離島なので、村外から来られる方々はフェリーという海上交通のみということになります。 セミナー関係の講師の先生方、研修や民泊でお越しの方々、ムーンライトマラソン等さまざまなイベントに参加された方々をお迎えしたり、お見送りしてきました。
笑顔で帰られる方々を見ていると、伊平屋滞在を楽しんでもらえたのだとうれしくなります。そして、また、皆さんが伊平屋地域に来てくださることを願ってお見送りしています。
沖縄県産品愛用月間
某月某日
沖縄県産品奨励月間に合わせて、伊平屋村商工会では伊平屋村産品の優先活用と
沖縄県産品の優先活用について、伊平屋村、伊平屋村議会、伊平屋村教育委員会に要請活動を行いました。
また、この後は、沖縄県工業連合会の13社の関係者の皆さんによる沖縄県産品の要請活動が行われました。
沖縄県では、7月1日から31日までを「県産品奨励月間」と定めており、産業界・消費者・行政等全県民と一体となって県産品奨励運動を展開しています。
伊平屋村商工会でも、伊平屋村産品の活用や伊平屋村商工会会員事業所のお店などを積極的に活用いただくようにアピールをしています。
草刈り清掃
某月某日
今日は、伊平屋ムーンライトマラソンまであと10日という日。
伊平屋村商工会では、ランナーの皆さんを気持ちよくお迎えする為、フルマラソンの15〜16キロ地点の「無蔵水(んぞみじ)」から「ヤヘー岩」までの約1.2キロ間の地点の草刈り清掃作業を行いました!
ちょうど台風後で、暑いし、風バーバー(強風)の波の荒い一日でしたが、無事終了してすっきりしました。
商工会員の皆さん、代理で出席された従業員等の皆さん、お疲れ様でした。
道が整い青い海と青い空が見えて、ムーンライトマラソン当日もランナーのみなさんが心地よく走れることでしょう!
観光客のご案内
某月某日
伊平屋村前泊ポートターミナルでパンフレットを見ている来島者に声かけしたところ、昼食先を探しているとのことだったので、この日開いていた食事処の「ふるさと(我喜屋区唯一の食堂兼居酒屋)」までご案内しました。
伊平屋島の我喜屋ダムのダムカード目的で伊平屋島入りした愛知県から来られた方でした。
日本中のダム巡りをしていて、ダムカードを発行している国内のダム600カ所ほどのうち200カ所ぐらいはすでにまわったとのこと。
この後は島内を巡るとのことだったので伊平屋村のパンフレットをお渡しして、伊平屋地域の原風景の写真スポットを紹介しました。
こんな風に、機会があるときは島の内外で出会った方々に伊平屋村の紹介をするようにしています。こうした小さなことが伊平屋ファンを増やすきっかけになればいいなと思います。